2007-01-01から1年間の記事一覧

心が光り 体中をめぐり 五臓六腑に染みわたる やがて 未来を 輝くものに そう 愛と光に満ちた 輝く星とともに この地球が 太陽に照らされ 永い年月を重ね ようやく 臨界を超えて

いつか観た映画のサントラを流し 夢見心地で 想いに耽る真夜中 優しいピアノの音色が こころに染みいる 次から次へと 画が浮かんでくる 殺風景な景色が こころを現す 懐かしさがよぎる夢の中で 様々な音が巡る 場末のサーカス 壊れたコーヒーマシン 寂しげに…

真夜中の突然の豪雨 気に入りの音楽が打ち消され 雨音は 怒り狂ったかのように 鳴り響く 天が怒っている 自分の良心を疑っている なんてことだ 確かに神を信じきっている訳じゃないが オレは何もやってない いいこともやってないが すべてオレが悪いのか 天…

凍てつく朝に 輝く雪 こころを照らし 汚れを焼き尽くす そして 美しく輝きだしたこころは 鼓動し 躍動し なめらかに流れ やがて飛び立つ 銀色の空へ

はきふるしたジーンズ 古着のシャツ 気に入りの服で武装する そう 美しく強く COMME DES GARCONS にうかがわれるような 美しさは力を秘めている かつて パリが占領されても 街並みが壊されることがなかったように 京都が空襲をうけなかったように 文化は力だ

目の前に立ちはだかった 分厚い壁に 幾度も 幾度も 体当たりし 額から血を流し 拳は傷つき 鼻血を吹き ぶっ倒れた ジーンズは血まみれ 最後だ また立ち上がり 最後だ 渾身の力を込め 壁に向かってゆく ベルリンの壁だって 崩れたのだから

炎に包まれたかのように 血がたぎる 魂が叫ぶ 燃える まるで空気までもが 熱く感じ 雄たけびをあげたくなる すべて燃え尽きたとき いったい 何が残る この世の価値って なに レッドな気分って最悪 夜が明けて 静かに眠りにつく ブルーベルベット

私は一日一日を刹那に生きている 朝 起きて 一日一日に感謝するよりも 夜の刹那が身に染みてしまう 朝 起きて まずコーヒーを胃に流し込む 煙草をふかす それを繰り返し 何故 この世に生を受けたのかと 半ば 天を呪う こんな人生に意味などあるのか 独りでほ…

疲れきった心に コーヒーを流し込む 覚醒した脳は 夢想のために やりきれない心は 傷心のために タバコの紫煙は 妄想のために いったいどうすりゃいいんだ こうなりゃ 全世界の罪とゆう罪を 背負ってやるさ それで満足かい そしてまた コーヒーを流し込む い…

この世の中で 自分は必要じゃないと 殻に閉じこもった そのうち その殻は 厚く 重く まるで 核シェルターになっちまった ドアのキーはさびついて 開けることはできなくなっちまった 蹴破ろうと 体当たりしようと もがいては 無駄な抵抗をしたが 全然らちがあ…

金色に輝く 空が 雲が ビルが 胸を焼く いつの日か 見たんじゃないだろうか 同じ景色を deja・vu その時は 何を思ったのか わからない ただ 懐かしい気がする 胸が痛む しかし だんだん こころが穏やかに 黄昏

オレは放射する クモの巣のように やさしさを 勇気を シルバースパイダー やがて光が差し込んで まぶしいほどの輝きが 世界を覆う そう まぶしいほどに 暗闇で今は何も見えない ただ未来へと 糸をつぐみ 張りめぐらし そのうちわかるだろう 誰の目から見ても…

暗たんたる夜 雲は重くのしかかり 月を覆い尽くす モーテルの看板が ただ 光っている これが現実さ 愛もへったくれも 欲望に押し潰されて あったものかい 空しい でも ただ 欲望に流されるのも 空しい

誰も自分を必要としていない 自分が死んでも誰も悲しまない 生きている実感が無い 自分が嫌い でも 他人を殺せないだろ 他人の命を大切に思う その思いをたった少しでも 自分に 自分の命に 向けられないかい 他人の欠点を いつも目をつぶってやってるんだか…

オレは囚われの身 詩を書き続けるうちに 詩に囚われてしまった なぜだ 自由に詩を書いていたはずなのに 勢いまかせに すらすらと 書きなぐっていたのに 手がとまってしまった それは 重く 鈍く 考えてしまうようになってしまった それは オレのスタイルじゃ…

ハイウェイを ハイスピードで走る むしゃくしゃして スピードでそれを放とうとする ただ走り続ける メーターはリミットを伝え それでも心は満たされない 勝手にしやがれ 車は走るためにある ジャン=ポール・ベルモンドが言っている 走れ走れ 夜中のハイウェ…

暗闇の中 花火がぶっ飛んで 咲き散らばる 心も身体も自由になり 放射され 目を奪われる この世で 何に縛られ 何が自由なのか それさえもわからない ただ確かなのは 今 咲き乱れる この花火に 自分を重ねているだけ どうだっていい 今夜 花火を見て 弾け飛ん…

夜の浜辺で 男は虚ろな目をして佇んでいた 寄せては返す波の波の音だけが 延々と続いていた 男の吸うタバコの火が 小船の灯台かのように 強く光ったり止んだりしていた やがて光はゆっくりと弧を描き 波にさらわれて消えていった 男は夢の中にいた なぜか丁…

道のほとりの岩から 力強く咲く 雑草花名もなく ほとんどの人間の目にはとまらないだろう だが ただひたすら 生きようとしている 人の世も同じで 縁の下の力持ちで 支えられている ちっぽけであっても かれんな花を咲かすことがなくても 誰かはわかってくれ…

青空のもと 伸びゆく真白な雲 鮮やかに穏やかに流れゆく さわやかな秋風が流れゆく 遠くにある空へ向かい 心に白い羽がはえて 羽ばたいてゆく 手にとり希望をつかむんだ チャンスは何度も訪れるはず 今まではつかみとることはできなかったけど きょう確かに…

自由 そんなものは無い 今は自由か ただひとり 自分という名の独房で 許しを請うこともなく 囚われている 自分を解き放つのは 自分だけ はたして できるかい 自分で 自分をめちゃくちゃにしちまった 自分で 自分を甘やかして 夢の中で生きる 空しさ 夢は暗闇…

ちがう 何かがちがうんだ オレは こんな場所にいるヤツじゃない じゃあ いったい なんだってんだ わからないのさ わかるのは ちがうってことだけ やりたいのが何かってことも どこに いたいかってことも だれと 逢いたいのかも わからないのさ

自分の殻の中で 苦しむ 自分の居場所を探し 苦痛はやがて快感に 生きる喜び 魂の歓喜

何もかもがいやになり CDのボリュームを上げ 何もかもを彷彿とし ポルノグラフティの上で 詩を書く 誰に? 自分に? 未来に この現実を なんなく受け入れられる 未来に

晴れた 穏やかな日 いつになく 醜い自分ばかりが 心をめぐる 空の青さが 心に突き刺さる 目に映るものすべての美しさが 残酷に思える 太陽が 自分を襲う フラッシュバックのように すかさず目をそらす 閉じる そうだ 何も見ぬ方がいい でも 見てしまったのだ…

いつの日か パリの屋根裏部屋に 転がり込んで 散歩して 道端の画家の絵を眺め 歩き疲れたら カフェで 一息入れて 詩を書いたり 景色を眺めたり そして アパートメントの アーティストと語り合ったり アヴァンギャルドなものは何かと 試行錯誤し ときには ス…

山田詠美をひとしきり読んで 煙草を吸って 窓を開け 空を眺めると 欠けている月 自分を投影している 読んだのは待ちぶせ しがないホステスの話 もし 自分を映し出してくれる 鏡があるのなら どのようになるのか怖い 人の心は誰でも欠けているんだろうか オレ…

真夜中に小高い丘で 夜景を見つめる 色々な人たちが 色々な夢を抱え 何をしているんだろう オレも夢を描きたいと そんな思いで生きてきた 夢は始まったばかり 詩を書き続け 誰かが思いをはせてくれれば 意味などなくてもいい 感じてくれれば

好きだ 愛してる 切ないくらい 君のこと 君はいつも 気付かぬふり やさしさの意味が違う いつも だけど あの時 君が言った 私も一緒だよ なぜか繋がった気がした やさしさが身に染みた いつも 肩肘張ってばかり 大人ってやつやってたのかな よく 甘えていた…

今イラクにおけるアメリカの対テロ戦争は、泥沼化しているらしい。 テロとの戦いに加え、シーア派、スンニ派の武力闘争もあるらしく、半ば内戦状態らしい。 イラクの不安定が、ひとつには原油高を招いているし、日本も以前、派兵した経緯もあり、他人事では…