2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

炎に包まれたかのように 血がたぎる 魂が叫ぶ 燃える まるで空気までもが 熱く感じ 雄たけびをあげたくなる すべて燃え尽きたとき いったい 何が残る この世の価値って なに レッドな気分って最悪 夜が明けて 静かに眠りにつく ブルーベルベット

私は一日一日を刹那に生きている 朝 起きて 一日一日に感謝するよりも 夜の刹那が身に染みてしまう 朝 起きて まずコーヒーを胃に流し込む 煙草をふかす それを繰り返し 何故 この世に生を受けたのかと 半ば 天を呪う こんな人生に意味などあるのか 独りでほ…

疲れきった心に コーヒーを流し込む 覚醒した脳は 夢想のために やりきれない心は 傷心のために タバコの紫煙は 妄想のために いったいどうすりゃいいんだ こうなりゃ 全世界の罪とゆう罪を 背負ってやるさ それで満足かい そしてまた コーヒーを流し込む い…

この世の中で 自分は必要じゃないと 殻に閉じこもった そのうち その殻は 厚く 重く まるで 核シェルターになっちまった ドアのキーはさびついて 開けることはできなくなっちまった 蹴破ろうと 体当たりしようと もがいては 無駄な抵抗をしたが 全然らちがあ…

金色に輝く 空が 雲が ビルが 胸を焼く いつの日か 見たんじゃないだろうか 同じ景色を deja・vu その時は 何を思ったのか わからない ただ 懐かしい気がする 胸が痛む しかし だんだん こころが穏やかに 黄昏

オレは放射する クモの巣のように やさしさを 勇気を シルバースパイダー やがて光が差し込んで まぶしいほどの輝きが 世界を覆う そう まぶしいほどに 暗闇で今は何も見えない ただ未来へと 糸をつぐみ 張りめぐらし そのうちわかるだろう 誰の目から見ても…

暗たんたる夜 雲は重くのしかかり 月を覆い尽くす モーテルの看板が ただ 光っている これが現実さ 愛もへったくれも 欲望に押し潰されて あったものかい 空しい でも ただ 欲望に流されるのも 空しい

誰も自分を必要としていない 自分が死んでも誰も悲しまない 生きている実感が無い 自分が嫌い でも 他人を殺せないだろ 他人の命を大切に思う その思いをたった少しでも 自分に 自分の命に 向けられないかい 他人の欠点を いつも目をつぶってやってるんだか…

オレは囚われの身 詩を書き続けるうちに 詩に囚われてしまった なぜだ 自由に詩を書いていたはずなのに 勢いまかせに すらすらと 書きなぐっていたのに 手がとまってしまった それは 重く 鈍く 考えてしまうようになってしまった それは オレのスタイルじゃ…

ハイウェイを ハイスピードで走る むしゃくしゃして スピードでそれを放とうとする ただ走り続ける メーターはリミットを伝え それでも心は満たされない 勝手にしやがれ 車は走るためにある ジャン=ポール・ベルモンドが言っている 走れ走れ 夜中のハイウェ…

暗闇の中 花火がぶっ飛んで 咲き散らばる 心も身体も自由になり 放射され 目を奪われる この世で 何に縛られ 何が自由なのか それさえもわからない ただ確かなのは 今 咲き乱れる この花火に 自分を重ねているだけ どうだっていい 今夜 花火を見て 弾け飛ん…