花火

暗闇の中 花火がぶっ飛んで 咲き散らばる 心も身体も自由になり 放射され 目を奪われる この世で 何に縛られ 何が自由なのか それさえもわからない ただ確かなのは 今 咲き乱れる この花火に 自分を重ねているだけ どうだっていい 今夜 花火を見て 弾け飛ん…

夏の終わりに 花火があがる 闇の中で 星のひかりが 一瞬きえる 上を向いたまま 夜露