ある日の朝 ふと窓を見ると バッタがとまっていた ふとした瞬間がなにやら不思議で 懐かしい友との出会いを想わせる こんなことがあると なにやらうれしく ちょっとした幸運を喜ぶ 些細な不運は 人生にはつきものだろう そんな気持ちを風に流して 幸運を呼び…

夕暮れに浮かぶ 懐かしい景色 いつも見慣れた景色が 夕日に照らされ 色あせている そろそろ 秋色になってゆく 山々 樹々 虫の音色 枯れ葉 夕日に照らされ 輝く柿の木

泥だらけの地面に這いつくばり 前進する 苦い思いが 過去を現在をよぎり しかし 腹黒くなってしまえば 今までのことが 台無しになるんだ 自分に負けてしまうんだ オレは挑戦し続ける 何度やられても 未来のために 誰かのために 自分のために オレには見える …

雲を銀に照らし 暗闇に輝く三日月 かすかに波のように雲が流れ それはまるで 大海原の銀の箱舟 幾千ものあいだ 満ち 欠けて 幾千もの星とともに 輝き続け 人々に詠われ続けてきた月 いつの日も 違う灯りで 夜を飾ってくれる 不思議だね いつだって同じ月はな…