晴れた 穏やかな日
いつになく
醜い自分ばかりが 心をめぐる
空の青さが 心に突き刺さる


目に映るものすべての美しさが
残酷に思える


太陽が 自分を襲う
フラッシュバックのように
すかさず目をそらす 閉じる


そうだ 何も見ぬ方がいい


でも 見てしまったのだ
醜さを 自分の醜さを
それは 目をつぶっても消えはしない


いずれ 死に至り
からだが焼かれ
自然に還り
美しさを 引き立てるのだろう


魂はいずこに