オレは囚われの身
詩を書き続けるうちに
詩に囚われてしまった


なぜだ
自由に詩を書いていたはずなのに


勢いまかせに
すらすらと
書きなぐっていたのに


手がとまってしまった
それは 重く 鈍く


考えてしまうようになってしまった


それは オレのスタイルじゃない
シンプルに ストレートに
書けばいいんだ


バカな頭を使ったところで
何が書けるというんだ


バカになれ
バカになれ