2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

静かな夜空に 輝くたったひとつの星を見上げ 心から白い息をしてみる もう クリスマスは近づいているのに また 今年も一人きり 星は誰にも輝いてくれて 恋もそれなりにあるのに 儚い想いだけが いつも残っている たったひとつ輝く星みたいに 君は微笑んでく…

*[君の瞳に] 君の笑顔がオレにとって なによりの救いだった 茶目っ気たっぷりの大きな瞳が ときに見せる真剣な目も顔つきも 思わず みとれて吸い込まれ どうすることも出来なかった きつねにつままれたのか 天使が舞い降りたのか とにかく オレは茫然とし 途…

満開の桜の木の下の橋を渡る ときおり散る花びらが風に吹かれ水に浮かぶ 風はまだ頬に冷たいが 優雅に咲き誇る桜は 春の訪れをもう告げている 春だ 日差しも乾いた砂利の音も川のせせらぎも たまにぽつりと立っている桜も ささやかで趣深い 和服姿で傘を差し…

桜が舞い散り 小川を揺れながら流れる 春の日差しがきらきらと 雪のように舞う桜 さらさらと流れる水の音 春が来た 待ちに待った春が 気持ちよく春風と花びらに吹かれ 歩いてゆく その先に何があるのだろうか なあに平凡な毎日しか待っていない でも歩いてゆ…