静かな夜空に 輝くたったひとつの星を見上げ
心から白い息をしてみる
もう クリスマスは近づいているのに
また 今年も一人きり
星は誰にも輝いてくれて 恋もそれなりにあるのに
儚い想いだけが いつも残っている
たったひとつ輝く星みたいに 君は微笑んでくれるが
たったひとつ輝く星のように まるで全然 手が届かない
女は星の数ほどいるさと うそぶいて笑ってみる


また聖なる夜がやってくる
恋人たちにも 一人きりの想いにも 星は微笑む
それぞれの人たちへ それぞれの星たちが



夜明けが近づく夜に 君を想ってみる
ノイズのない静かな夜のように 心は晴れ
あっけらかんと 一人でも大丈夫と 笑ってみる
幸せのかたちは それぞれにあって それはいつかやってくる
それって思うより ふいにやってくるかも
街中にはイルミネーション 微かに雪が降りてくる
恋人たちが 微笑ましく 心寄せ合う
これからはもっと素直になろうと誓った 輝く星に素直になれるように


また 聖なる夜がやってくる
恋人たちにも 一人きりの想いにも 星は微笑む
それぞれの人たちへ それぞれの星たちが


この寒空に 暖かく輝いている星たちに願う
いつかクリスマスを愛する人と過ごせるよう
他愛無く笑いながら