雪が舞う夜に 君の笑顔は冷たく見えた
子供の頃の話 憶えている?
こころから笑っていた ふたりで
凍てつく風が通り過ぎる こころの中を
星は輝き 月は満ち足りているのに
このままどこへ行くんだろう
気ままに 気まぐれに 行き先もわからぬまま
今はただ 温もりが欲しい


もうすぐ 花かほる春
暖かな陽気に包まれ また歩き始めよう




空から降りてくる雪は 君の頬にとけた
幸せそうに笑ういつもの君が
僕の中で戻った いつのまにか
かわいた風が通り過ぎる こころの中を
このままずっと行けたらいいね
ふたりで一緒に 行き先はわからないけど
今はもう 過ぎ去るのだから


もうすぐ 花かほる春
暖かな陽気に包まれ また歩き始めよう


人は誰もそう 大人になると冷たくなることを覚える
でもこころから笑っていよう 子供の頃を思い出すように


もうすぐ 花かほる春
暖かな陽気に包まれ また歩いてゆこう