2006-05-29 ■ 真夜中に散りゆく雪 静まり返った街に 過ぎ去ったクリスマスを惜しむように 雪が舞う 風に揺られ ちらちらと 足跡を残しながら 傘をささず歩きゆく イルミネーションはもうなくなって 寂しさを感じさせる そう 過去は足跡のように 未来はきらめく雪のように いずれ足跡には雪が積もり消えてゆく 儚くとも歩き続ける自分は 夜明けを待ちわびている あたり一面の白銀の朝を