真夜中にカーテンを開け
夜空を見上げた


たったひとつ 半月が光っていた
星はひとつも見当たらない
街の灯りが絨毯のように広がっている


その上で 半月は力強く夜空に光っている


眠れぬ夜に 半月は
私を癒し 力を与えてくれる


星ひとつない夜空の半月
恐らく初めて見たんじゃないか


いつも 空を見上げて
詩を書いている


今日は奇跡的な夜空だった