あれから5年
テレビを見ていると
荒々しい津波の映像が...

祖父母を津波で失った女性が
「助けられなくてごめんなさい」と...
涙ぐんでいた

でも その女性が助かったことで
家族や友人などに勇気や希望を与えていると思う

罪の意識を持ってしまうのは
女性にとって仕方ないことかも...

いくら私が「そんなことないよ」と言ったって
それは どうしようもないことかもしれない

家族や友人を失った多くの人が
こころの傷を負ってしまっていると思う

でも 遺された人はそれだけで
少なくとも 遺された他の人々を苦しめることをまぬがれている
幸せを与えていると思う

無念にも
お亡くなりになられた人々も
遺された人々を見守ってくれていると思う

簡単に 気持ちの整理などできないでしょう

でも生きていることは罪ではないし
そう思ってしまっていることを
お亡くなりになられた人々は望んでいないでしょう

遺された女性を お亡くなりになられた祖父母の方は
遺された女性を責めたりはせず見守ってくれてるとと思うよ