3月11日
あの日


津波に流された人たちは
冷たかったでしょう
息苦しかったでしょう


地震で建物に潰された人たちは
痛かったでしょう
苦しかったでしょう


天災だから仕方がない
そう言うかもしれませんが


もっとやりたいことがいっぱいあったでしょう


どうか天国で幸せに
そして遺された人たちを見守ってください


家族を失った人
友人を失った人
やるせない気持ちでしょう


涙に暮れているかもしれません
明るくなんて言いません


苦闘の日々が続いても
苦悶の日々が続いても


どうか生き抜いてください
涙をぬぐいながら


生きてください
生きてください


きっと 先立った人たちが見守っていてくれますから