青空が広がり
雲が雄大に流れ
初夏を告げる


心も広がり
また暑さで 心が焼ける
情熱と寛容を 空は与えてくれる


しばらくして
陽が沈みかけた頃
突然の夕立が 涼をもたらせてくれ
空は水色になり
雲が淡い赤に染まり 放射線状に広がり
水色と淡い赤のコントラストを
みごとに演出する


改めて 自然の織り成す美しさを実感する


ふと見ると
子猫が 道沿いに身を潜めていた
愛しく かわいく 眺める


そして夕暮れが訪れると
生まれたての虫たちが 一斉に叫ぶ
儚い命の合唱
ふと 空を見上げると 一番星
そして 陽が沈み
道にはテールランプが連なる


蜃気楼のような一日