2008-08-20 ■ 帽子 部屋の片隅に 秋物の帽子がある 無造作に形をととめず 雑に放り投げてある 部屋のアクセントになっていて それも悪くないと思ってみる 散らかった部屋で その帽子は象徴のように 崩れている そろそろ 服と一緒に着崩してみようか 秋は着こなしを 面白くしてくれる 気分よく 街に出掛け スタバにでも立ち寄りたくなる 君が一緒なら どんなに楽しいだろうか いつもいつも恋は空回り 女神よ そろそろ微笑んでくれてもいいじゃない