城下町漂う風情の坂を
一歩一歩かみしめて歩いてみる
坂の脇の民家に置いてある自転車が
妙に自分を落ち着かせてくれる
生い茂っている木々が涼をもたらす


小鳥のさえずりが虫の音と和して
耳に心地よくすんなりと入ってくる


昔さながらの床屋を見つけ
ふと一息つき 安堵する
歴史は今も生きていると